日本穀物検定協会が毎年この時期に発表している米の食味ランキング。今回は全国143銘柄が対象で、味や粘りなど6つの項目で評価し、5段階でランク分けされます。
高温などの影響もあり、特A評価の合計は43銘柄だった前回から4銘柄減って39銘柄に。11年ぶりに40銘柄を下回りました。
そんな中、青森県産米からは「はれわたり」が2年連続の特Aを獲得しました。
この結果に、「はれわたり」生産者からも喜びの声です。八戸市の生産者、上村隆雄さんは…。
【はれわたり生産者 上村隆雄さん】
「良かったんじゃないですかね、農家の励みになって」
「作り方によって、非常にモチモチしておいしいんですよね。モチモチするのが嫌いな人もいるけれど、モチモチするのが好きな人は非常にいいと」
2023年に全国デビューした「はれわたり」。もっちりとした食感と強い甘みが特徴です。2年連続の特Aにつながったのが高温に強い品種であること。
【はれわたり生産者 上村隆雄さん】
「気候とか温暖化の影響がそれほどなく、ちょうど品種的に合致したということじゃないかなと思います」
「この地域にも合っているし、今年も生産量が増えると思います」