米の高騰が家計を直撃する中、農林水産省は、政府備蓄米の入札を実施しました。
備蓄米の放出を受けて、青森市で米を販売するライスボーイの工藤隆正社長は、価格は落ち着くとの見通しを示しました。
【ライスボーイ 工藤隆正社長】
「もっと早くにそういうことがあれば良かったんだけれども、量的には15万トンと2週間で食べてしまうが、そんなには影響がないかもしれないけど緩むのは緩むんじゃないですか、全体的な雰囲気として」
一方、江藤農林水産大臣が10日、政策効果がなければさらに追加する考えを示したことについては-。
【ライスボーイ 工藤隆正社長】
「出せるなら出した方が良いんじゃないですか、潤沢に小売りにまで回らないとダメなんですよ、ただ業務用に回っても一般の消費者にまで回らないと。ただ安くなっても高く仕入れている人もいるので、その兼ね合いが大変なんじゃないですか」
備蓄米が実際に店頭に並ぶのは、3月下旬以降になるとみられています。