2011年3月11日午後2時46分。東北地方の沿岸部を中心に甚大な被害が出た東日本大震災。八戸市沿岸にも、過去に例のない規模の津波が押し寄せ、大きな爪痕を残しました。
青森県内では3人が死亡、1人が行方不明に。県外から98人がいまも県内で避難生活を続けています。
あの日から14年・・・。
【参加者】
「去年ですね、能登半島の地震があって、なかなかあれも大変だなと思いつつ、改めてまた防災、震災になる前の防災が大切かなと思っている」
「黙とう・・・・・・」
八戸市の蕪島海水浴場では、蕪嶋神社による慰霊祭が行われ、地元住民などおよそ200人が震災発生時刻に合わせて黙とうを行い、犠牲者に祈りを捧げました。
【参加者】
「悲しいとか辛いとかという思いというのは風化しないと思っているから、こうやって皆さんがここで集うことも弔いと、それからこれからも生きていかなきゃならない人たちがたくさんいるので、その人たちにとっての祈りの場になれば良いなと思います」
蕪嶋神社では慰霊と復興への願いを込めて、震災翌年から毎年慰霊祭を行っています。