
【福代隼士アナウンサー】
「時刻は午前11時30分です。青森山田高校の選手たちが甲子園に到着しました」
「きょうの応援は、福岡での大会を終えたサッカー部の皆さんも駆けつけました」
【応戦する生徒たち】
「お前ら盛り上がってるか!うお~!」
青森山田と秋の九州大会王者・沖縄尚学との一戦。青森山田は3回。甲子園初マウンドの先発・乕谷がタイムリーヒットを浴び、1点を先制されます。
さらに4回からマウンドにあがった菊池統磨も捕まります。5回、2アウトから打者2人に粘られ連続フォアボール。そして秋の大会打率5割超の4番・比嘉にライトへのタイムリーで、さらに1点を失います。
その後も、この回3本のタイムリーで4点を追加された青森山田。しかし、7回には意地の反撃を見せます。
2アウト満塁として迎えたのは9番・ピッチャーの下山。前年のセンバツではボールボーイだったエースが2点タイムリー。さらに沖縄尚学が最も警戒する1番・佐藤洸史郎がレフト線に落ちるタイムリーで、この回3点を返します。
さらに8回。打順を3番に上げた伊藤がヒットで出塁。しかし、4番の蝦名は痛恨のダブルプレー。最後まで沖縄尚学の堅い守りを崩せなかった青森山田。2年連続4回目のセンバツは初戦で姿を消すことになりました。
青森山田高校ではパブリックビューイングが行われ、50人ほどの生徒が戦いを見守りました。
7回、青森山田が一気に3点を返すと会場には大きな歓声が。その後も生徒たちは熱い声援を送りますが、ゲームセット。試合を終えたナインにねぎらいの拍手を送っていました。
【観戦した生徒】
「悔しい気持ちがいっぱいなんですけど、後半3点追いついたところも自分たち的には盛り上がって、良かったなと思います」
「夏に向けての課題がしっかり見つかったと思うので、夏は優勝目指して、自分たちも応援を頑張るので全国・甲子園でもう1度晴れ舞台を見せてほしいなと思います」