星野リゾートではこの春、ホテル業界最多となるおよそ500人の新入社員を迎え、全国5つの拠点をリモートでつないだ入社式が行われました。
「せーの、やー!」
入社式恒例の「契りの手形」。グループの一員・仲間としての意識を持ってもらおうと、20年以上続いています。
奥入瀬渓流ホテルに全国から集まった188人も、晴れやかな表情で手形を押していきました。
さらに、三沢市の青森屋で、毎日はやしのパフォーマンスを行う「みちのく祭りや」のメンバーが新入社員をおもてなし。地元の熱気でエールを送りました。
【新入社員たち】
「ラッセーラー ラッセーラ ラッセーラッセーラッセーラ」
星野リゾートでは近年、特に地方出身の採用に力を入れているといいます。
【星野リゾート 星野佳路代表】
「星野リゾートの場合は、拠点が地方が大半ですので、その場所に根付いて、その場所で地域の良さを観光人材として発信していく」
「どうしたら(若手社員に)楽しく地方で生活してもらえるかに投資していくことが、すごく大事だと思っています」
新入社員たちは、4日間の社員研修でホテル運営を学び、全国各地で訪れる人々をもてなします。
【三沢市出身・青森屋に配属 久保柚葉さん】
「地元で働くので、やっぱりなまりとかも出てくると思うので、そこを青森屋で私の色として出していけたらいいかなと思っています」
【十和田市出身・奥入瀬渓流ホテルに配属 鎌倉楓さん】
「青森の魅力を私自身がもっと知っていき、それをお客様に知ってもらえるよう伝えていきたいと思います」