「福浦の歌舞伎」は、佐井村福浦地区で明治時代から130年以上、漁業者たちが受け継いできました。
しかし、漁業者の高齢化や過疎化による後継者不足の影響で、2016年以降の上演では、地区外からも出演者を募って伝統を守っています。
2025年は、出演する13人のうち7人が県外を含む地区外から参加しました。
会場には地元の住民などおよそ120人が集まり、熱演に大いに沸いていました。
【観客】
「若い人がやってきて、つながっていくのかなという気がしてうれしかったです」
【福浦芸能保存会 田中均会長】
「頑張ってまた来年やりたいなという気持ちはあります。応援してくれる人もいるので」