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リンゴ苗木不足の課題克服へ 高校生が高密植栽培の接ぎ木の技術を学ぶ

2025.04.11(金) 18:45

リンゴの高密植栽培用の苗木を増やすための取り組みです。青森県平川市の高校で苗木のつくり方を学ぶ講習会が開かれました

柏木農業高校で開かれた講習会には、生物生産科の2年生と3年生の7人が参加しました。

リンゴの木を狭い間隔で植えて収益性を上げる高密植栽培は、従来の栽培方法よりも多くの苗木を必要としますが、慢性的な流通不足が課題となっています。

このため、柏木農業高校では、弘前市の原田種苗と連携し、苗木の育成に取り組んでいます。

講習会では、生徒たちが2年前に植えた台木となる若い木に、ふじの枝を接ぎ木する作業を学びました。

【接ぎ木を学んだ生徒】
「高密植普及のためにもっと苗木を生産して、すぐに手に入りやすいような環境をつくっていけたらと思います」

【原田種苗 原田寿晴社長】
「人材育成とか機械化をもっとうまくやりながら、まずは生産性を上げるために、今 必死にやっているところです」

原田種苗には、高密植栽培用の苗木のオーダーが5万本ほど寄せられていますが、供給できるのは3万本ほどで、苗木の増産が急務となっています。
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