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青森県「社会減少率」が全国最大 北東北の人口減少率が顕著

2025.04.14(月) 18:45

人口減少に歯止めがかかっていません。総務省が発表した人口推計によりますと、青森県の社会減少率は0.37%で、全国で最も高くなっています。

【澤田愛美アナウンサー】
「急激に進む人口減少。特に青森県は県外への人口流出が課題と言えそうです」

総務省は14日、2024年10月1日現在の人口推計を公表しました。それによりますと、青森県の人口は116万5千人と、前の年より1万9千人減っています。減少率は1.66%で、秋田県に次ぎ全国で2番目に大きくなっています。

一方、就職や進学などで県内を離れる人の数が県内への転入者を上回る「社会減少率」は、0.37%と全国で最も高くなりました。

2年続けて「社会減少率」が全国最大となったことについて県の担当者は-。

【県総合政策課 相馬秀一課長】
「本県では若年層を中心とする県外への転出超過が大きいので、それに歯止めをかけるため、継続的に取り組んでいくことが重要と受け止めています」

こうした状況を踏まえ、県は県民の所得向上などに、重点的に取り組みます。

【県総合政策課 相馬秀一課長】
「人口減少対策として子ども・子育て支援や高校生・大学生の県内定着、所得向上など、行政・産業界・大学などが連携した取り組みをスタートさせています。これらを通じて中長期的に成果を出していきたいと考えています」

また、出生数が死亡数を下回る「自然減少率」は1.30%となり、前の年よりも減少幅が拡大しています。
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