16日の締結式では、風間浦村の冨岡宏村長とむつ工業高校の野呂政幸校長が協定書にサインしました。
協定では、むつ工業高校の海洋エネルギーの研究に村が漁協などと調整して利用されていない海藻資源の有効活用に取り組むほか、災害時に高校生ボランティアを派遣したり、円滑な避難所運営に協力するといった5項目について連携するとしています。
このうち海洋エネルギーの研究では、皮膚が荒れたり、魚に触れると表面が変色したりする強酸性の海藻「ケウルシグサ」の特性を生かした発電実験に村が協力します。
【風間浦村 冨岡宏村長】
「できれば漁業者の後継者不足の対策にもなればいいし、高校生も様々なものに興味を持って、自分の研究活動をしていただければいいのかなと思っています」