「きょうの十和田市は青空が広がっていて、上着いらずのポカポカ陽気です。そんな中、開花の便りが届きました」
日中の最高気温が19.7℃となった十和田市。およそ150本の桜が植えられている市のシンボルロード、官庁街通りで、17日に開花が宣言されました。前年より4日遅い開花です。
十和田商工会議所によりますと、満開は21日から22日にかけてと予想されています。
また、4月いっぱいは市役所の展望テラスも開放されています。
【十和田市 桜田百合子市長】
「これから夜桜のライトアップも行われます。そしきょうから桜案内所も開設しましたので、お越しいただきながら、日々移り変わる桜の風景をお楽しみいただきたいと思っております」
遊園地もある八戸市の八戸公園では、17日に標本木で数輪の桜が咲き開花が宣言されました。
園内の日当たりの良い所ではすでに開花が進んでいて、公園内を散策すればカラフルな大型遊具と淡いピンクの桜のコントラストを楽しむことができます。
メインストリートを歩いてみると、桜並木沿いに出店も。29日からの春まつり開幕に先駆けて、12日から出店の営業がスタートしています。
八戸公園事務所によりますと、満開予想は24日ごろだということです。
【福代隼士アナウンサー】
「4時間前の観測では全く咲いていなかった桜が開花しました。咲いていない花を近くで見てみると、つぼみも大きく膨らんでいるのが分かります」
17日午後3時すぎ、青森市にある青森地方気象台のソメイヨシノの標本木でも開花が発表されました。
いつもの年より5日早く、前年より2日遅い開花です。青森地方気象台によりますと満開となるのは21日から22日ごろということです。