大雪の影響により、県内では11市町村のリンゴ園で、枝折れの被害が出ています。
一方で、主力品種を中心に補植用の苗木の在庫が不足していて、回復の遅れや生産者の廃業増加といった懸念が出ています。
21日の青森県議会農林水産委員会では、リンゴの苗木不足に対する県の対応についての質問が相次ぎました。
【三橋一三委員】
「苗木不足に対する県の中長期的な対応についてうかがいます」
【青森県りんご果樹課 佐藤新吾課長】
「今後、県内の苗木業者を始め関係機関や団体と協議する場を設定し、中長期的な視点で県内リンゴ生産者へ苗木を安定的に供給できる仕組みや体制の構築について検討を進めて行きたい」
県では、4月中にも苗木業者や県りんご協会などと協議し、苗木の増産に求められる畑や人員の確保について整理する方針です。