21日に取り引きされたのは、4月22日から5月9日までに水揚げされる予定の半成貝460トンです。
入札の結果、1キロ当たりの価格は、385円で過去最高値を更新。前回から73円上昇し、異例の上げ幅となりました。
青森県漁連によりますと、1日から20日までの半成貝の水揚げ量は204トンで、前の年の同じ時期に比べ750トン以上少なく、2割ほどにまで落ち込んでいます。
【青森県漁連 熊木正徳専務】
「いち早く(生産量を)回復しなくてはいけない状況ですから、その対策を国にも県にも一緒になってやってもらえるような要請をこれから行う予定です」
ホタテの品薄状態は今後も続く見通しで、次の半成貝の入札は5月9日に行われる予定です。