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「もみじ」と「三太郎」 災害・遭難現場で活躍 “犬”

2025.04.23(水) 18:45

2024年までの3年間でタケノコ採りによる山岳遭難が最も多く発生しているのが黒石警察署です。警察官が捜索の心強いパートナーについて学びました。

普段は、太陽と人間が大好きな「もみじ(8)」と「三太郎(6)」。

もう一つの顔が―。

ある時は足跡や持ち物から特定の人を探す「嘱託警察犬」。

ある時は、災害現場で空気中のにおいから人を探す災害救助犬です。

2024年は石川県で起きた能登半島地震、2022年は山形県の土砂崩れ現場など、様々な現場で活動しています。

黒石警察署は、2024年までの3年間でタケノコ採りによる遭難が管内で17件と、青森県内最多。

3年前、大鰐町の山菜採りで遭難した男性が警察と犬の連携で発見された事例があり、警察官たちは迅速な人命救助のための協力体制を学んでいました。

一方で…。

【北東北捜索犬チーム 岩本良二理事長】
「これから大きな災害も来ると言われていますので、今11頭いますけれどもとても足りない」
「犬も(活動は)1時間が限度ですので」

近年、大規模災害が増え、実働できる犬をさらに育てていかなくてはならないといいます。

【北東北捜索犬チーム 岩本良二理事長】
「災害があった時に、そういう犬が命を懸けて捜索しているのだと、一般の人にも分かっていただきたい」
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