鶴の舞橋で有名な鶴田町のため池、通称、津軽富士見湖に現れた、白い島。
よく見てみると、その正体はたくさんの白い花。
リンゴの原種ともされるバラ科の植物、「ズミ」の木が水没し、木の上の部分が水面から顔を出しています。
ため池の水位が一番高くなる今の時期にだけ現れる光景です。
岸からは100メートルほど離れていて、水位が下がる秋には、地続きになって歩いて行けるということです。
【長野から来た人】
「きれいですすごく、あまり見ない光景ですね。リンゴの花の種類だと聞いたんですけど」
以前から見られた光景ですが、観光ガイドも気付かずにいたそうです。
【鶴の舞橋観光ガイド 竹浪正顕さん】
「私はガイドを始めてから何年にもなるんですけど、全然気にもしていなかったんだけど、マスコミのある人から教えてもらったのが最初で」
「これから新しい観光名所として、伸びていければ良いなと思っています」
ズミの木は、池の周辺にもあり、白い花を近くで楽しむこともできます。
【鶴の舞橋観光ガイド 竹浪正顕さん】
「今の時期にしか見られないので、ぜひ見に来てほしいなと思います」
ズミの花の見頃は1週間ほど続く見込みです。