むつ市役所で行われた連携協定の締結式では、山本知也市長と事業主体のクリーンウッドエナジーや中部電力などが、バイオマス発電事業に関する協定書にサインをしました。
バイオマス発電は、利用されていない木材などから作った木質チップをボイラーで燃焼し、その熱で水蒸気を発生させてタービンを回し電気を生み出します。
クリーンウッドエナジーは、一般家庭およそ5千世帯分の電力を供給できる発電所を、むつ市川内町の自社の敷地内に建設します。
【クリーンウッドエナジー 工藤寿也社長】
「なぜ下北でバイオマス発電がやれないのかなと長年思っていまして、その夢というと大げさですが、今ようやく実現にこぎつけたという感じ」
【むつ市 山本知也市長】
「地球温暖化対策に貢献できる発電所がこの地域に、日本ということでなく世界的にも貢献できる発電所がむつ市川内町に立ち上がると」
バイオマス発電所は、2027年12月の運転開始を予定しています。