【坂本佳子記者】
「こちらの交差点では、去年7人が死傷。さらに先月には1人が大けがをする交通事故が起きていました」
現場診断には、警察や交通安全対策協議会などからおよそ30人が参加し、事故の原因ともなる道路の段差や通学の子どもたちも利用するバス停の位置などを確認していました。
この交差点では2024年9月、7人が死傷する事故が起きていましたが、道路の段差などから信号機の設置が難しいとされ、暫定的な措置として交差点の4方向全てを一時停止に。
しかし、5月に再び1人が大けがをする事故が発生し、信号機の設置が決定しました。
【たての台団地町内会 附田文男会長】
「信号機がなければやっぱり駄目です」
「四方止まれの状態でも事故が起きている状態ですから、皆気を付けて通行しなければならないと思っていました」
【十和田警察署 中村彰宏署長】
(Q.設置まで)「ここが危険な場所であるということは、関係機関・団体と連携して広報・周知を図っていく方向です」
道路を管理する六戸町は、2026年度中に道路の改修工事を終えたいとしていて、それと同時に信号機の設置も進められます。