クロマグロの漁獲枠を巡っては、水産庁が2日、都道府県別の追加配分を決定しました。
青森県への追加配分は、2019年度から21年度までの漁獲量の未報告問題を受けて、大型魚90.6トン、小型魚6.1トン分が差し引かれています。
その結果、青森県への割り当て量は、当初分と合わせると30キロ以上の大型魚が784.2トン、30キロ未満の小型魚が346.4トンとなりました。
11日の会議では漁協ごとの配分量が示され、大間漁協については未報告分を差し引いた結果、大型魚は当初より1.1トンほど増えて259.92トンとなった一方、小型魚は逆に1.5トンほど減って8.35トンが割り当てられました。
【青森県クロマグロ協定管理委員会 堀内精二会長】
「行政的な数字は終了となりますが、これからも我々青森県の漁業者は消費者の皆さんに対して、きちんと資源管理を行いながら漁をしていることを示していかなければいけないと思っています」
また、新たに県内の漁協に所属する個人およそ700人についても、11日から大型魚1本・小型魚1本の漁獲が可能となりました。こちらについては、水揚げ後直ちに漁協へ報告することが求められます。