地上ではこの通り、大粒の雨が地面をたたきつけます。
【坂本佳子記者】
「午後3時を回った青森市です。雨はピーク時に比べると降り方が弱まったように感じますが、厚い雲に阻まれてこの時間にしては辺りは暗いです。そのためヘッドライトを付けながら走行している車も見られます」
前線や暖かく湿った空気の影響で、青森県内は昼過ぎから雷を伴い激しい雨が降りました。
野辺地では午後3時46分までの1時間に40.5ミリの降水量を観測し、6月の観測史上最大となりました。
交通への影響も出ています。JRによりますと、大湊線の野辺地ー大湊間の上下4本と、五能線の「快速リゾートしらかみ」など上下6本。八戸線の八戸・鮫間の上下4本が運休しています。
また、東北道では青森料金所付近の道路が冠水したため、午後3時ごろから通行止めとなりました。
【坂本佳子記者】
「冠水の確認からおよそ1時間半。午後4時半で通行止めは解除となりました」
気象台は、26日夜遅くにかけて、大雨による土砂災害や河川の増水に注意・警戒を、また竜巻などの激しい突風や落雷、ひょうによる農作物などへの被害に注意を呼び掛けています。