
30日は、新たに陸上養殖に取り組む八戸市の嶋脇漁業が開所式を行いました。
【嶋脇漁業 吉田徳光社長】
「マツカワガレイという魚をブランド化し、県全体で第二の産業になるように期待しながら頑張ろうと思います」
開所式の後、マツカワの稚魚3000尾が水槽に移されました。県内で初めて、飼育に使う水を循環しながら使う「閉鎖循環式」という陸上養殖方法を採用。
水温の上昇など外部環境に左右されないため、安定的な魚の供給が期待されています。
【八戸市 熊谷雄一市長】
「このことが水産業再興はもとより、今八戸は『食のまち』を目指しておりますが、その推進につながることを期待しています」
嶋脇漁業では、2026年5月の初出荷を目標に飼育するということです。