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二次元コードを読み込むと…? AR(拡張現実)でねぶたを発信

2025.07.10(木) 18:45

青森ねぶた祭まで1カ月を切りました。全団体がそろう2025年は、AR=拡張現実を使った新しい取り組みで、ねぶたを発信します。

青森市のねぶたラッセランドでは、祭りに向けて大型ねぶたの制作の真っ最中です。

【ねぶた師 手塚茂樹さん】
「今、暑さと闘って一生懸命頑張っています」

【稲葉千秋アナウンサー】
「ねぶた小屋には、このように中をのぞける小窓がありますが、はっきりとは見えませんし、少しのぞくのも勇気が要りますよね。じっくりと制作の様子を見たい方のために、今年は、小屋の前にQRコードが貼られています」

全23団体すべての小屋に、試験的に貼られた二次元コード。12日からスマートフォンで読み込むと、ねぶた師による見どころや題材についての解説動画を見ることができます。

台上げまで2週間に迫る手塚茂樹さんは、この取り組みに期待を寄せています。

【ねぶた師 手塚茂樹さん】
「1つのねぶたにいろんな思いとか願いを込めて制作していますので、(小屋に)いらっしゃるんですけれど、なかなかそのご対応ができないので、そういった部分で広く手軽に皆さんにねぶたというものを知っていただくという、本当に良いツールだなと思っています」

青森ねぶた祭実行委員会では、このほかの取り組みも発表されました。

有料観覧席などで配布される祭りのパンフレットにも二次元コードが掲載され、好きなねぶたを背景に記念写真が撮れるということです。

【青森ねぶた祭実行委員会 佐藤健一実行委員長】
「ねぶた本体がどれだけ魅力があるか、どれだけ良い印象を持ってお帰りいただくか、ということに掛かっていると思いますね。そういう意味では、今回のARを活用したねぶたのさらに深い楽しみ方をしていただくということは、非常に大事だと思います」

青森ねぶた祭は、8月2日から7日まで開催されます。
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