日差しが強く、暑い日に現れる「逃げ水」。まるで道路で熱湯が沸いているかのようにも見えます。
16日の青森県内は、南から暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で気温と湿度が上がり、2025年で初めて熱中症警戒アラートが発表されました。
最高気温が最も高かったのは弘前で、猛暑日一歩手前の34.8℃を観測。三沢で34.7℃、青森と三戸では34.4℃となり、23の観測地点のうち19地点で最高気温30℃以上の真夏日となりました。
また16日は午後5時までに、男女6人が熱中症の疑いで病院に搬送されています。
学校では、熱中症対策で校庭に出ることを禁止されていたという小中学生たち。日が傾いてくると涼を求めて、水の周りに集まってきました。
【小学生】
「目の中に汗が入りました」
(Q.きょう水はいっぱい飲んだ)「はい、お腹が破裂するくらい」
青森地方気象台によりますと、17日朝の八戸市の最低気温は25℃の予想で、16日夜は熱帯夜になる見込みです。
エアコンを活用したり水分補給をするなど、夜間も熱中症対策が必要です。