参院選青森選挙区に立候補しているのは、届け出順にご覧の5人の方々です。
自民党の現職で3期目を目指す滝沢求さん。コメの増産にかじを切り、生産者に寄り添った農政改革を断行すると訴え集まった有権者に支持を求めました。
【自民・現 滝沢求候補】
「生産者の思いの込められた改革、これを進めていかなければなりません。いよいよその議論が自民党の中で始まってまいります」
「この改革、魂のこもった、そして生産者が希望の持てる必ずや改革にさせてみせます」
対する立憲民主党の新人・福士珠美さん。地方の暮らしに安心とゆとりをもたらしたいと訴え、ガソリン税の暫定税率廃止を強調し有権者に支持を求めました。
【立憲・新 福士珠美候補】
「ガソリンの暫定税率が廃止されれば、40リットル給油しますと千円も安くなる、そういう計算になるんです。車社会である地方ほど恩恵が厚いと思っています」
「地方の暮らしをもっともっと豊かに経済が回るようにしていきたい」
参政党の新人・加藤勉さん。安心して子育てができる経済支援が必要だとして、15歳までの子ども1人に付き毎月10万円の教育給付金を支給すると訴えています。
【参政・新 加藤勉候補】
「私も子どもを3人育てました。想像以上にお金がかかります。子育て支援、子ども1人当たり毎月10万円支給します」
「子どもが3人いる家庭には30万円毎月支給です。財源はいくらでもあるんですよ」
共産党の新人・荻野優子さん。今問題になっているコメ不足や価格高騰の原因をつくったのは与党の責任だと批判しました。
【共産・新 荻野優子候補】
「県内でも、80年代には10万戸もあった農家が今は3万戸を切っています。日本の農業を潰しておいて『アメリカからの輸入米を増やせ』というのはとんでもありません。トランプ関税もきっぱり拒否をして、日本の農産物を差し出すことはやめさせましょう」
このほか、青森選挙区には政治団体「NHK党」の新人・佐々木晃さんも立候補しています。
参院選の投開票日まであと2日。議席の過半数を制するのは与党か、それとも野党か。各候補者が票の上積みを目指し支持を訴えています。