甲子園をかけた決勝。１点差に迫った聖愛はこの試合ノーヒットの１番・菅野がレフトへのタイムリー。土壇場で聖愛が同点に追いつきます。
なおも２塁・３塁のチャンス。打席には２番・一戸がセンター返し。聖愛がこの試合初めてリードを奪います。
聖愛の勢いは止まりません。３番・丸岡も続き、この回一挙５点を奪います。
「あとアウト１つ」から逆転を許した光星。９回ウラ。甲子園への望みをつなぐには、このイニングで３点が必要に。
先頭４番・久保がフォアボールで出塁。すると５番・米澤も内野安打で続きます。
ノーアウト１塁２塁。１発が出れば同点のチャンス。
ここで打席に入ったキャプテン山上が右中間へタイムリー。キャプテンの一振りで６対５と光星が１点差に詰め寄ります。
さらに光星は７番・田中颯也もヒットで続き、同点のランナーが３塁へ。
対するは聖愛の４番手・前田。８番・関根はショートゴロ。飛び出した３塁ランナーが挟まれて１アウト。
そして光星の代打・石原を聖愛・前田が三振に打ち取ります。
９回ウラ２アウト。
光星は２塁ランナーがかえれば同点。１塁ランナーがかえれば優勝。聖愛はあとアウト１つで優勝。
甲子園を懸けた勝負の行方は…。
光星のバッターを１塁ゴロに打ち取り３アウト、聖愛が４年ぶり３回目の優勝。夏の青森大会、聖愛が４８チームの頂点に輝きました。
聖愛が出場する夏の甲子園は、８月５日に開会式が行われる予定です。
