28日は東通村にある尻屋漁協の荷さばき所に青森県庁や青森県産業技術センター、漁協の関係者が集まり、試験の様子を見学しました。
県産業技術センター食品総合研究所では、海藻が著しく減少し育たなくなる磯焼けの原因となっている、増えすぎたウニの駆除や食品残さとなっている酒かすを有効利用しようと2024年から試験を開始。
ウニに酒かすを与えた場合とコンブを与えた場合、どちらの身入りが良いかを比較した結果、酒かすを与えたウニの方が身入りが2パーセントほど多いことが分かったということです。
【県産業技術センター食品総合研究所研究開発部 油野晃部長】
「県内の漁協で興味を持つところがあれば、やり方を指導して県内に広めていきたい」