小桧山吉紀市長を訪ねたのは浜三沢町内会の種市嗣彦会長たちです。
最浜三沢町内会は2004年度と2005年度に三沢川より北側で集団移転が行われました。
一方、南側は国の移転補償が難しいことから取り残され、町内会が分断された状態となっています。
今後、三沢基地でF-35A戦闘機の配備が増えていくことを踏まえ、さらに懸念される騒音。浜三沢町内会は「騒音の軽減・除去はもとより、500年続いたコミュニティの復元に向け、町内会を一つにまとめていただきたい」と市に求めました。
小桧山市長は7月、市議会とともに東北防衛局と防衛省に対し早期移転などについて強く要望。国からは「F-35Aの配備に当たり改めて騒音度調査などの対応する」と回答を得たと話しました。
今後については「国に対し、粘り強く、この問題の解決を求めていく」ということです。
【浜三沢町内会 種市嗣彦会長】
「約15年ぐらい前から、そういったことで活動していますけれども、一朝一夕でできるような陳情ではないですので」「住民の運動を全面に出しながら、国に対して時間の催促を提示しながら活動してきたいなと思います」