「クマが目撃されたのは校舎の裏のこの辺でした。警備員が目撃したのは午前6時すぎということで児童はいなかったということです」
【東目屋小学校 皆川智希校長】
(Q.怖いですね)「そりゃあもう怖いです、隣がすぐ教室なので」
連日、青森県内各地で目撃されているクマ。夏休みが明けたばかりの学校での目撃も相次ぎました。
弘前市の東目屋小学校では、午前6時すぎ、学校の警備員が巡回していたところ、体長1メートルくらいの1頭のクマが校舎の裏に出没しました。
【東目屋小学校 皆川智希校長】
「(警備員は)声は出さなかったようですけども、目が合ったのかどうか、この斜面の下の方に逃げていったということでした」
クマによる被害はありませんでしたが、学校は臨時職員会議を開き、1週間くらいは児童たちの外での活動を控え、児童館まで教員が同行することを決めたということです。保護者には、メールで情報発信し、送り迎えをするよう呼び掛けました。
クマの目撃は毎年のようにみられるこの地区ですが、2025年はいつもの年と少し違うといいます。
【東目屋小学校 皆川智希校長】
「(クマの目撃について)今年は近くのファミリーマートですとか、郵便局の近くですとかということで、ちょっと多いなぁという気がしています。やっぱり学校の敷地内となると、さらに危険も高まりますので。とにかく子どもたちに被害がないようにということでそこだけですね、子どもたちの命を守らなければいけないな、というところです」