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続投から一転 石破総理が辞任表明 青森県内各党・県民の反応

2025.09.08(月) 18:45

突然の辞任表明に県民の受け止めは様々です。

【石破総理大臣】
「このたび私は自民党総裁の職を辞することといたしました」「米国関税措置に関する交渉に、一つ区切りがついた今こそがそのしかるべきタイミングであると考え、後進に道を譲る決断をいたしました」

石破総理大臣は7日に会見を開き、「党内に決定的な分断を生みかねない」として自民党総裁を辞任することを表明しました。次の総裁選には出馬しない考えです。

総理の辞任表明に自民党県連の津島淳会長は「決断を重く受け止める」とした上で次のように述べました。

【自民党県連 津島淳会長】
「次の自民党に託すと言った課題について、しっかりとビジョンを示し、そして政策を戦わせるそういう総裁選を速やかにやって政治を前に進めていかなければいけないと思っているところです」

また、連立を組む公明党県本部の夏坂修代表は総理の辞任に理解を示しました。

【公明党県本部 夏坂修代表】
「新たな総裁を決めていただいて」「政治空白を極力招かない、そういう対応を自民党には行っていただきたいという思いはあります」

これに対し野党は、速やかに臨時国会を開くよう求めています。立憲民主党県連の田名部匡代代表は。

【立憲民主党県連 田名部匡代代表】
「物価高対策を含めて、非常に国内の国民の生活状況・実態というものは厳しい中にありますから、いずれにせよ党内のゴタゴタを長引かせることなく、しっかりとそうした課題に対応していただきたいという思いは持っています」

国民民主党県連の金濱亨代表もこう注文をつけます。

【国民民主党県連 金濱亨代表】
「国民・有権者側からすれば、まずは物価高で、これから生活が良くなっていくんだという政策の転換というものがまったく見えていないので、そこは早く進めるべき」

共産党県委員会の畑中孝之委員長は判断が遅かったと批判しました。

【共産党県委員会 畑中孝之委員長】
「国民の審判が『自公政治NO』ということが示されたわけですから、その時点で判断があってしかるべきだったと思っています」

参政党県連の後藤清安会長は「自民党は果たして日本国民のための政治を行ってきたのか。辞任は当然であり、遅きに失した感がある」とコメントしました。

一方、石破総理の辞任表明から一夜明け、県民は。

【県民】
「私は辞めなくてもいいと思いました。職責を全うしてほしいと思いました」「今は早くもっと総裁決まって次の行動に移ってほしいです」

「ちょっと残念」「もう少し頑張ってほしかった」

「もっと早く辞めてほしいと思いました」「言ってることが全然総理大臣になってもやれなかったので、ちょっと嘘つき。周りからもあってやれなかったんだろうね」

「代わってもいいかなと私は思っていました」「高齢者社会だから、私は高齢者関係の仕事をしているので、それを考えてくれる人を今後、期待したい」

また、宮下知事も8日、取材に応じ、政治空白により経済対策が後ろ倒しになることは影響が大きいと述べました。

【宮下知事】
「自民党の総裁が総理になるかどうかはさておき、総理が決まるでしょう、ただ本当にこれからスピード感を持って対策をしていかないと、国民経済はまったなしで進んでいきますので、その部分を国政がしっかりと追い付いていくことにも期待したいと思います」

自民党内では今後、「ポスト石破」に向けた動きが本格化する見通しです。
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