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クマが市街地に現れたら? 改正法施行後初「緊急銃猟」訓練

2025.09.19(金) 18:45

板柳町の国道を走るクマ。青森県内では、市街地でもクマの目撃情報が相次いでいます。

そうした中、青森市で、市街地にクマが出た場合を想定した対応訓練が行われました。

訓練には、警察や消防のほか、県と市の関係機関、猟友会などからおよそ160人が参加。

【訓練説明】
「具体的には何かと言いますと緊急銃猟の対象は、ヒグマ、ツキノワグマ、イノシシこの3種類に限られますということです」

改正鳥獣保護管理法が1日に施行され、市街地にクマなどが現れた場合、市町村長の判断により、猟銃を発砲する「緊急銃猟」を行うことが可能になりました。

【稲葉千秋アナウンサー】
「法律が改正されてから初めてとなる、緊急銃猟が適用される場合の対応訓練がこれから始まります」

市街地に体長およそ1.2メートルのクマ1頭が出没。負傷者の男性1人が倒れていて、その10メートル先にクマが居座っている想定です。

【サイレン&爆竹】
「ピーピー…パンパンパン」

通報を受けた警察が指揮を執り、到着した市の職員や猟友会が爆竹などでクマを遠ざけます。

その隙に、消防の救急隊が、負傷者の救助を行います。そして、交通規制や住民の避難といった安全確保が完了したことを確認すると…。

【猟友会】
「バーンバーン…バーン(クマ倒れるまで)」

猟友会が3発発砲し、クマを駆除しました。

【県警察本部生活安全企画課 秋元光昭警部】
「それぞれの持ち場持ち場で、しっかりとした役割を確認できたかと思っております」「より住民の方に安全をお届けできるような対応を、私たちも連携してまいりたいなと思っております」
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