青森市漁協は先週、すべての支所と連絡所でホタテの生育を確認するための調査を行いました。
6日に開かれた漁協の理事会でその結果が報告され、今後の対応を協議しました。
青森市漁協によりますと、油川や原別など4つの支所・連絡所では稚貝のへい死率が100%でした。漁協全体のへい死率は93.8%です。
【青森市漁協 澤田繁悦組合長】
「もう、ある所から稚貝を融通してもらわないと」「このままでいけば、陸奥湾の漁師は誰もいなくなってしまう」「今までやってきて50年以上やってきたが、こういうのは初めてだな」
陸奥湾では平内町漁協や横浜町漁協でもホタテの大量へい死が確認されていて、原因は高水温の影響によるものとみられています。