八戸市の無職・関川亮被告(33)は、2024年1月、宮本菜々美受刑者と共謀し、八戸市柏崎の自宅アパートの浴室で宮本受刑者の娘の望愛ちゃん(当時5歳)に水を浴びせておよそ4時間半放置し、死亡させた罪に問われています。
青森地方裁判所で開かれた裁判員裁判の初公判で、関川被告は「水をかけたところと、水が入った浴槽に入れたところと、およそ4時間半放置したところが違います」と述べ、起訴内容を否認。弁護側は無罪を主張しました。
検察側は冒頭陳述で、事件のおよそ2カ月前、関川被告が児童相談所との面談で、「怒るのは俺の役割だ」などと話していたことを明らかにしました。裁判は関川被告の行動が遺棄にあたるかや、水をかけたのかどうかなどが争点となります。
裁判は9日に結審し、29日に判決が言い渡されます。