黒石市のりんご研究所で行われた研修会には、青森県りんご協会や農協などから生産者に技術指導をするおよそ70人が出席しました。
研究所での観測では、6月から9月にかけての気温は平年を2℃以上、上回る高温で推移したということです。降水量は平年と比べると、6月は66%、7月は20%と大きく下回りましたが、8月には127%となり生育が回復しました。
その結果、10月1日現在、実の大きさは95%とやや小さめですが、地域でばらつきがあり、県全体では、平年並みになっています。
収穫の適期は有袋は10月30日ごろ無袋は11月4日ごろになる見込みです。
【りんご研究所 福田典明所長】
「ほぼ平年並みの収穫(時期)になりますので計画的に作業を進めていただいて、適期収穫を守っていただければ、おいしい果実が収穫されると思いますので、よろしくお願いします」