災害助成条例は、漁業に関しては被害総額が4億円を超えた場合に適用され、漁業者などが金融機関から運転資金を借り入れた際に利子の一部を県と市町村が助成するものです。
借入金については1漁業者につき200万円としていますが、ホタテ養殖に必要な資金については上限を500万円としています。
漁業者を資金面で支援するため、直近では去年1月にも災害助成条例が発動されました。
【県水産振興課 石戸義人課長】
「資材購入のためには資金を借り受けることになるのですが」「これを利用してホタテ養殖を行う漁業者の方々の負担が軽減されると考えているので活用していただきたいと思います」
陸奥湾では今年も養殖ホタテが高水温の影響を受けていて、深刻な稚貝不足が懸念されています。