11月から青森市で、小中学生が、平日に学校を離れ、保護者と一緒に体験学習ができる「ラーケーション」が県内で初めて導入されます。
青森市教育委員会の定例会で決定したラーケーションあおもり「夢体験休暇」。保護者の平日の休暇などを利用して、小中学生と保護者が校外での体験活動を通して豊かな学びを得るための休暇制度です。
2026年4月7日からの実施ですが、試行期間として11月1日から市内全ての小中学校で導入します。
取得できるのは、学校行事や定期テストなどを除き、年度で3日以内。連続で取ることも可能です。
保護者が原則1週間前までに学校に申請をし、その期間中の学校は、出席扱いとなります。受けられなかった授業内容は、家庭で補うとしています。
【青森市教育委員会 工藤裕司教育長】
「教育は学校だけで完結するものではないので、ぜひラーケーションを活用して親子であるいは家族で貴重な体験をすることによって、将来生き抜く力を育ててほしいなと思っております」