「キャリア支援イベント」には八戸工業高校や、三本木農業恵拓高校といった県南地方の高校5校から1、2年生およそ500人が参加しました。
会場には県内企業50社のほか、大学、短大、専門学校のブースが並び生徒たちが担当者の説明に耳を傾けていました。国の調査によりますと去年3月に県内の高校を卒業した生徒の県内就職率は58.9パーセントと全国で唯一6割を下回っています。また、定着率は2年連続で全国ワーストを記録しました。
【八戸工業高校2年生】
「まだ全然自分で具体的にやりたいこととかもないので、何か見つかると良いなと思って(説明を)聞いています」「県内だと実家がこっちなのでお金掛からないとかそういう面とかではこっちも良い」
企業の採用担当者も若者の県内定着を望んでいます。
【ユニバース人材開発グループ 田中有紗さん】
「(県内定着は)地域の活性化であったりとか県内の産業が促進されることによって、また県内でお金が動いて賃金のアップとかにもつながるのではないかと考えている」
イベントは県こども家庭部若者定着還流促進課が初めて開きました。