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出荷量少なく…出来は十分 リンゴ市場 活発な取り引き

2025.10.27(月) 18:45

屋外まで並ぶリンゴ箱の山。主力品種の「ふじ」など晩生種のリンゴが収穫期を迎えています。

弘果・弘前中央青果に27日上場された数、7万7千268箱。有袋ふじが4割ほどを占めました。午前7時半から競りが始まると、競り人の威勢の良い掛け声が響く中、仲買人たちが次々と競り落としていきました。

2025年のリンゴの出荷量は、早生種、中生種と全体で2024年より15%少なくなっています。また、雪害や夏の干ばつ被害、鳥やクマによる鳥獣被害のせいか、大玉が少ない傾向にあります。

その一方、例年よりも朝晩の寒暖差が大きいおかげで、着色・味ともに出来が良く、その結果、価格は高くなっているということです。

【弘果弘前中央青果 會田一男専務】
「今『有袋ふじ』を販売していますけれども昨年と見ると15%ほど高いです」「自然災害の中で生産者も一生懸命頑張っておいしく仕上がっていますのでぜひご賞味いただければと思います」

11月中旬まで活発な取り引きが続きます。

※雪害による枝折れ、干ばつ、クマによる食害など、生産者の皆さんにとっては厳しい状況が続いています。
 こうしたなか着色・味ともに「良い」と聞き安心しました。その分、価格が高いということですが、青森が誇る「リンゴ」を食べて、応援できたらと思います。
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