五所川原市内で行われた避難所の開設・運営の訓練には、地域住民や五所川原圏域の合わせて6つの市と町の防災担当者などおよそ80人が参加しました。訓練では最新のデジタル技術を活用した運営方法を確認しました。
スマートフォンで二次元コードを読み取り避難者情報を登録する受付方法や、その情報を一元管理することで、避難所の混雑状況が一目で分かります。
【NTT-ME青森エリア統括部 田名部晃】
(Q.デジタル化のメリット)「安心安全に避難できるように避難所の質の向上の取り組みに必要になると思うし、自治体職員さんの数が減っている中、デジタル化を入れながら、間接稼働が低減されるようになれば良いと思っています」
【五所川原市総務部防災管理課 飛嶋一輝課長補佐】
(Q.各避難所の混雑状況の可視化)「避難所はキャパシティが決まっていますので」「行政区画を越えて確認もできましたので、例えば五所川原から中泊、中泊から五所川原、五所川原からつがるといった広域の移動も確認できる手段となりますので、すごく有効に感じました」
この実証訓練は今年7月にNTT東日本青森支店と五所川原圏域の自治体が結んだ連携協定に基づいています。デジタル技術を活用した改善策を地域住民に体験してもらい、防災力強化への取り組みを目的に行われました。














