【東北電力青森支店 下屋敷聡支店長】
「原子力事業者としての信頼を損なうものであり、地域の皆様にご心配とご不安をお掛けしておりますことを深くおわび申し上げます」
東北電力は先月、東通原発の防護設備の性能試験などで２０１８年度から昨年度にかけて不正行為があったと原子力規制庁から指摘を受けていました。
この問題について宮下知事はおととい、「ずさんを通り越して悪質だ」と述べ、周辺自治体への丁寧な説明を求めていました。
下屋敷支店長は社員への教育不足や管理職のマネジメント体制などの組織的な問題点を挙げ、今回の原因分析や再発防止策を来年２月末までに原子力規制庁に報告するとしています。
