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津軽の伝統工芸品に新たな風 下川原焼土人形「鳩笛」×松屋銀座

2026.01.16(金) 18:45

東京・銀座の中心で、津軽の文化が注目を集めています。

開店100周年を迎えた老舗百貨店の地域共創の取り組みを取材しました。

津軽の伝統工芸品「下川原焼土人形」。この伝統的な鳩笛が、東京の老舗百貨店のデザインによって現代風に生まれ変わりました。

津軽の雪のような白さをまとう「めおと鳩」。長く過酷な冬を、仲むつまじく乗り越える夫婦の姿に仕上げています。

【稲葉千秋アナウンサー】
「こちらの商品のパッケージは鳥の巣をイメージしていてこのようにめおと鳩をそのまま置いて飾ることができるんです」

先月下旬、弘前市の桜田市長のもとへ、松屋銀座の柴田亨一郎さんと、製作者の阿保七海さんが商品の報告に訪れました。

【弘前市 桜田市長】
「はっはっはっは、良い表情になりますね、良い表情になりますね」

松屋が考えたデザインを阿保さんたちがかたちに。オリジナルの型を何度も練り直しようやく完成しました。

【鳩笛製作者 阿保七海さん】
「自分では思いつかない洗練されたイメージだなって」「でも可愛さもあるけどやっぱりスタイリッシュな感じというのが、すごいなと思いました。これがやっぱ松屋銀座か、みたいに思いましたね」

松屋銀座はこれまでも、地域共創プロジェクトとして、黒石市と共同で、「津軽こけし」の新しいデザイン「ルビンのこけし」を開発。

これまでの常識を覆す革新的なカラー展開で、多くのファンの心をつかんでいます。

今回は、なぜ鳩笛に着目したのでしょうか。

【松屋銀座顧客販促部 柴田亨一郎さん】
「可愛いなという印象があったので色もカラフルですし、こちらをデザインで少し変えてみたらどうなるんだろうというところがきっかけになりました」「結構若い方とかに手に取ってもらえるといいなと思っています」

そして、いよいよ松屋銀座で「めおと鳩」がお披露目されました。

【稲葉千秋アナウンサー】
「正面ウィンドウにたくさんのめおと鳩がいます。リンゴの木のモチーフに2体ずつちょこんと揃って並んでいてとてもかわいらしいです」

おとといから20日まで、津軽の魅力を味わう「津軽ツナガルマルシェ」を開催。

正面を入ってすぐのところに、伝統工芸品のコーナーが。ルビンのこけしと共に、めおと鳩が販売されていました。

向き合ったり、横に並んだり、並べ方も目を引きます。

【稲葉千秋アナウンサー】
「めおと鳩をおしゃれとして楽しめるネックレスも販売しています。(めおと鳩吹いて)きちんと音も鳴りますよ」(ネックレス1650円)

物めずらしさに、訪れた買い物客たちは、次々と足を止めます。

【お客さん】
「かわいい、かわいいです」「青森が大好きで」「皆ほしくなっちゃう」

「え、ネックレスだって」

「ネックレス?あ、これ着けるの?」
(Q.音も鳴るんです)「え?笛?」

(Q.吹くんです)「え~」

「似合いそうじゃん」「すごいですね。津軽感じてます」

中には、県内出身の方も。

【弘前生まれ】
「懐かしいです。下川原の鳩笛。子どもの時から」
(Q.伝統の柄とちょっと違うと思いますけど)「なんか可愛らしくなりましたね」

店内には、アップルパイや、土産ブランド「謹製津軽たんげ」の新商品なども販売され、多くの人でにぎわっていました。

さらに店舗につながる地下自由通路のショーウインドウにも、めおと鳩が。

初日は、弘前市の桜田市長も訪れました。

【弘前市 桜田市長】
「ヴィトンの隣にあるんですか」

桜田市長は、マルシェの盛り上がりを見学しながら、銀座の中心で津軽の文化が注目されることを喜んでいました。

【弘前市 桜田市長】
「大変素晴らしい機会を得たと思っています」「商品が話題になっていく。そのことによって制作される方々の励みになって、また新しい挑戦をしていただけると思います」「この商品の展開力・デザイン力を生かして商品の幅を広げ多くの方々にご購入していただければと思います」

めおと鳩は松屋銀座の店舗とオンラインショップで、50組の数量限定で販売しています。青森での販売は、前向きに検討するということでした。

私たちも、地元の伝統工芸品を見つめ直せば、新たな発見があるかもしれません。
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