世界と渡り合うために理想の走りを追い求めてきた土屋選手を取材しました。
【弘果スキーレーシングクラブ 土屋正恵選手】
「オリンピック出場できた際にはしっかりと日本代表としての自覚をもって最後まで走り切りたいと思います」
弘前市の弘果スキーレーシングクラブに所属する土屋正恵選手(28)。岩手県出身の28歳です。
土屋選手は4年前、クロスカントリーの日本代表として自身初となるオリンピックに出場。個人・団体と4種目に出場しましたが満足できる結果を収めることはできませんでした。
【弘果スキーレーシングクラブ 土屋正恵選手】
「終わった時にはふがいなさとか悔しさもそうですし、自分はここに何しに来たんだろうと思うことがあった」
もう一度オリンピックの舞台へ。冬場の練習に加え、夏場は雪上をイメージしてローラースキーでの練習を重ねてきました。
【弘果スキーレーシングクラブ 土屋正恵選手】
「ここに出るという思いでトレーニングを積んできているのでそこの気持ちの自覚の持ち方とか自分が何をしないといけないのかは自分の中で明確に頭の中におきながらトレーニングを積めたと思います」
ミラノオリンピックを3週間後に控えたこの日、あおもり国スポの予選に土屋選手の姿がありました。
板を平行にして走るクロスカントリーのクラシカル。5キロ女子に出場した土屋選手は、14人中14番目にスタート。
前を走る選手を次々に追い抜いていきます。
【弘果社員の応援】
「お!来た!ほぉ~がんば~!」「がんばー」「正恵!がんばー!」
記録は13分49秒04、全員を抜き去り、1位でゴールしました。
【弘果スキーレーシングクラブ 土屋正恵選手】
「最初の入りを自分の中で課題としておいていたので5キロという短い中で、まずは最初の入りを良いスピードで入れるように走りました」
国内では無類の強さを誇る土屋選手。身長は151センチ。
中には2メートル近くありパワーも持久力も勝る海外の選手と戦わなければなりません。
【弘果スキーレーシングクラブ 土屋正恵選手】
「こういう滑りだと押した分を自分の力で戻してこないといけないというかこういう走りだと。でもこういう走りだとどんどん前に行くというか」
意識しているのは”楽に走る”。力を入れて押すような走りではなく、リズム感を持った軽さのある走りを追及してきました。
【弘果スキーレーシングクラブ 土屋正恵選手】
「お腹も力を入れるんですけど、腕で力を入れているのはこのタイミングだけですね」「もうここだけ、全部押すとなったらグーッとここまで押すことになってしまうのでこの差が(大きい)。ポンポンポンポン軽く走るっていうことが力を使えば疲れると思うので」「(力の)加え方が100だったらこっちは5,60%くらいのイメージですね」
大学時代からおよそ10年かけて追い求めてきた走りが去年くらいからようやくできるように。
来月のオリンピックへの期待をのぞかせます。
【弘果スキーレーシングクラブ 土屋正恵選手】
「楽しみな部分はありますね。自分の走りがどこまで通用するのかというのも。」
ミラノでの3種目出場を目指す土屋選手。これまでの自身最高となる19位を超える10番台を目指しています。
【弘果スキーレーシングクラブ 土屋正恵選手】
「社会人としてスキーができているのは当たり前ではないと思っているので私の走りで皆さんに恩返しが出来るように頑張りたいです」













