今後はこのような大きなクラブが八戸市にやってきます。多くの熱いサポーターが訪れることによる経済効果が期待されていて、J3の10倍以上の人が県外からの訪れたという結果も出ています。
【NTT東日本NTT-ME 三部凌太郎さん】
「ヴァンラーレ八戸のホームゲームにどこから、どのような属性の方がどれぐらい来ているかというのをデータを用いて可視化させていただきました」
そう話すのはNTT東日本NTT-MEの三部凌太郎さん。
実施したのは人流分析という手法でいつ、どんな人が、どこから、どのぐらい、訪れたかを可視化・分析できるツールです。
スマートフォンアプリのGPS情報を元に拡大推計したデータを活用していて、青森ねぶた祭の人出調査でも一部活用されています。
【NTT東日本NTT-ME 三部凌太郎さん】
「J1の試合(J1クラブとの試合)となると来訪者ががっと増えまして」「特に印象的だったのが新潟戦ですね、新潟から来たサポーターの方がかなり来ておりまして」
調査対象の1つとなったのは去年3月に行われたYBCルヴァンカップのアルビレックス新潟戦。
この大会はJ1からJ3の60クラブが参加するカップ戦で、当時J3の八戸が当時J1の新潟に挑み入場者数が3124人となった試合です。
分析によると、送迎などスタジアム内に入らなかった人も含め周辺には5461人が訪れ、そのうち22.52パーセントに当たる1200人ほどが新潟県から訪れた人だったということです。
新潟以外の県外も含めるとその数は37.95パーセントに当たる2100人近くに。
J3クラブとの試合と比べると10倍以上の人が県外から訪れたという分析結果となりました。
【NTT東日本NTT-ME 三部凌太郎さん】
「新潟県のサポーターの皆さんの熱量というかそういったものを感じられたゲームになりました」
さらに重要なのが「併用率」というデータ。
【NTT東日本NTT-ME 三部凌太郎さん】
「併用率っていうのがこのスタジアムに来た人が他にどんなスポットに行っているかというのを見ているものなんですけど」
併用率を見てみると県外からの訪れた人のおよそ4割が八戸市中心部に。およそ2割が蕪島や八食センター方面を訪れたということです。
【NTT東日本NTT-ME 三部凌太郎さん】
「もしかしたら宿泊もしてもらっているのかなと思っていますので、経済効果という面ではかなりお金を落としていただいているのかなと思っています」
宿泊や食事で1人2万円を使ったとするとおよそ1700万円の経済効果があったと推測することができます。
【NTT東日本NTT-ME 三部凌太郎さん】
「J2とかJ1とか高いリーグとの相手になるとこういった経済効果が顕著に表れているのかなと思います」「今まで勘とか経験とかで出していた数字っていうのが説得力が増すというか、そういったことがデータを活用するという意味では有効かなと思います」
この人流調査は道路混雑・渋滞対策や、災害時の避難方法などを検討する際にも活用されているものです。
今週末の8日には昨シーズンJ1の横浜FCとのホーム開幕戦が行われ、その後もJ1経験のあるクラブがプラスタへとやってきます。
暖かい時期や大型連休になるとより訪れるアウェーサポーターが増えていきそうですよね。
今行われているリーグはJ2とJ3が一緒になって行われる特別なシーズンですが、8月になれば本格的にJ2リーグが始まりすべてJ2クラブとの対戦となります。
試合結果とともに地域への経済効果にも注目しながら見ていきましょう。















