縄文環境開発の「ウルフンエキス」は、クマだけでなくサル・イノシシ・シカといった野生動物の食害対策のために作られました。
原材料となるのは、オオカミの血を濃くひくオオカミ犬のふんです。ふんと、井戸水を混ぜた「ウルフンエキス」を畑などの周りに置くことで、天敵がいると思い本能的に動物が近づかないといいます。
【縄文環境開発 木村将人社長】
「クマと人間とのすみ分けが絶対に必要。そのためにはこれしかないと確信を持っている」
2014年に商品化して以来、一度製造を中止しましたが、ここ数年でクマの被害が全国的に増えたことを受け、2025年から製造を再開しました。
20日には、青森市浪岡にあるリンゴ園にも設置されました。
園主の猪股清美さんは、この園地で前年に3度クマを目撃。幸いにして被害はありませんでした。
【リンゴ生産者 猪股清美さん】
「2回目はブドウの木の下に座って、疲れたのか座って、クラクション鳴らしたら逃げた」
「油断はしていないんだけども、怖いな。はしごに上っても、ずっとそっち見てこっち見て…」
液体の臭いはというと…。
【赤平春菜記者】
「近づくと芳しい香りが漂ってくるんですけれども、20~30センチほど離すと臭いは気にならない状態です」
今回は、本体上部に小さい穴をあけて地面に設置しました。
ほかにも、小分けにして10メートル間隔で木に吊るすといった方法もあるということです。
【リンゴ生産者 猪股清美さん】
「クマ来なくなればいいな」
【縄文環境開発 木村将人社長】
「クマと人とのすみ分けが実現できること、そのことを本当に願っていますね」
「ウルフンエキス」は、青森市教育委員会が市内の小中学校に配布したほか、ゴルフ場や大手建設会社などからも大口の注文が入っているということです。
問い合わせは、製造・販売を担う長谷川農園(電話090ー7936ー4482)で受け付けています。















