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「スプレーかけてもクマが再び向かってきた」 同行の70代女性が襲われてけが ヘリで救助

2026.06.24(水) 18:45

【田中大地記者】
「女性がクマに襲われたということで、こちらには救助するための本部が設置されています」

警察や市などによりますと、午前9時半ごろ、青森市の八甲田山中で、70代の女性がクマに襲われたと、一緒に山に入っていた男性から警察に通報がありました。

女性は、24日午前7時ごろに70代の男性2人とタケノコ採りのため入山。

タケノコを採りながら山の中を進み午前9時ごろ、地獄沼から東におよそ700メートルの山中でクマ1頭に襲われました。

女性と一緒に山に入った男性が当時の状況を語りました。

【一緒に入山した男性】
「(クマに)スプレーをかけているうちに、奥の方へ行ってまたこっちに向かってきたんですよ」
「(クマの)爪でやられたのではないかなと思っているんですが、ふくらはぎのところはえぐられてるというか、爪か何かでとられた感じ」
「(女性が)倒れてから何回かやられたのではないかな」

女性は背中を引っかかれたほか、両足のふくらはぎをかまれるといったけがをしました。

女性は午前11時ごろに県の防災ヘリ「しらかみ」で救助され、青森市内の病院に搬送されました。

消防によりますと、搬送時、意識があり会話も可能な状態だったということです。

また一緒に山に入っていた男性2人も、県警のヘリに救助され、けがはありませんでした。

【一緒に入山した男性】
「ヘリで搬送される間に、クマがだいたい3mくらいのところにいて待っていたんです」

そうした中、現場付近には、ほかにもタケノコ採りで訪れた人の姿が。クマによる人身被害が起きたことは知っていたということです。

【タケノコ採りで入山】
「これ、音楽をかけてクマよけ」
「この近くで採るのが楽しみというか、山があれだけど採るのも楽しみ。どんなものでも採っています」

被害発生を受け、青森市や猟友会などは、現場付近に箱わな2基を設置するなどの対応をとりました。

青森県内でクマの人身被害が発生したのは今年初めてです。

市や警察は、山に入る際は鈴やラジオなどで音を出し、クマを見かけた場合は刺激せずゆっくり離れるよう注意を呼びかけています。
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