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商業施設の災害対策 外か?内か?“二次災害”への対応 【藤原が行く】#82

2026.08.04(火) 18:45

【藤原祐輝アナウンサー】
気になる話題を現場から「藤原が行く」、今回は「商業施設の災害対策」についてです。

【澤田愛美アナウンサー】
熊本地震では、イオンモール熊本で爆発事故もありました。

【藤原アナ】
熊本地震から1週間。商業施設にいる時に巨大地震が発生した場合、どんなことが想定されるのか考えます。

最大震度7を観測した熊本地震から8月4日で1週間。

イオンモール熊本では、地震後にガス漏れが原因とみられる爆発事故が発生。

商業施設の災害対策はどうなっているのか。

八戸市にある複合商業施設ラピアでは、年に1度、営業時間帯の地震を想定した避難訓練を実施しています。

【ラピア 荒井利光常務】
「建物の状況を見ながら、館内のテナント従業員と事務所の人がお客様の避難誘導、警備員や設備担当者が館内の安全確認、そういったことを一連の流れで訓練します」

商業施設にいる時に大きな地震が発生した場合、外に避難したほうが良いのか、建物の中にいたほうが良いのか。

ラピアでは、その判断が難しい場面があるといいます。大津波警報が発表された場合です。

【ラピア 荒井利光常務】
「津波避難ビルの指定を行政より受けていますので、大津波警報の場合は建物に来ていただいて上に逃げるというようになっています」

ラピアは、津波の危険が差し迫った時の一時的な避難施設である「津波避難ビル」に指定されています。

今回の熊本地震を受け、二次災害への備えとして、荒井さんも意識が高まったと話すのがガス漏れへの警戒です。

ラピアのガス設備について案内してもらいました。

【ラピア 荒井利光常務】

【藤原アナ】
「どちらから来て、どういう流れで進んでいっている?」

【ラピア 荒井利光常務】
「こちらから都市ガスが来ていて、こちらで圧量を変換して館内に流れていく」

「低圧は飲食店で使われて、中圧はエアコンのためのガス」

使用されているのは都市ガスで、イオンモール熊本で使用されていたLPガスとは異なり、ガスを貯蔵するタンクもありません。

こちらで変圧したガスは、館内の飲食店や食べ物を扱うテナントに送られます。

【ラピア 荒井利光常務】
「こちらにあるガスのメーターに遮断器が付いていまして、大きい地震がきた時に自動的に遮断する仕組みになっています」

ガスメーターが震度5強以上の揺れを感知すると自動的にガスが止まる仕組みになっています。

【藤原アナ】
「去年12月の地震や直近も強い地震がありましたけれど、そういった地震の時にはガスは止まったんですか」

【ラピア 荒井利光常務】
「ちゃんと作動して、ガスは止まりました」

館内のどこかでガス漏れが発生した場合、防災センターで異常を認識します。

【ラピア 荒井利光常務】

【藤原アナ】
「こちらはどういった場所になりますか?」

【ラピア 荒井利光常務】
「ラピアの1階にあります、防災センターというところで、館内で地震や火災、その他設備トラブルがあった時に知らせる中央監視の装置になっております」

ラピアでは年に1回、ガスの定期点検をしているほか、去年12月や今年6月といった大きな地震の後にも異常がないか点検をしています。

イオンモール熊本の爆発事故を受け、さらなる想定が必要となった火災やガス爆発など二次災害への対応。安全なのは施設の外なのか、中なのか。様々な想定が求められます。

【ラピア 荒井利光常務】
「館内の設備の安全確認もそうなんですけれど、津波の警報がどういう状態なのか、注意報なのか津波警報なのか大津波警報なのか、そういった状況によってもお客様に外に避難していただくのか、館内に残っていただくのか判断が非常に難しいところです」
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