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二十四節気「大雪」 青森市内のバス停にスコップを設置

2023.12.07(木) 18:45

12月7日は二十四節気の大雪ですが、午前中は穏やかな天気となりました。これから迎える本格的な雪の季節に向けて、雪片付け用のスコップがバス停に設置されました。

【中井友紀アナウンサー】
「きょうは二十四節気の一つ『大雪』です。雪が盛んに降り始めるころとされていますが、日差しもありまして、ダウンも必要ない気候となっています」

青森地方気象台によりますと、午前10時時点の青森の気温は13.8℃。積雪は4センチですが、街中では、路面が見える状態。

そんな中行われたのが…。「バス停へのスコップ設置式」です。

例年、設置をしていた「あおもり雪国懇談会」が、3月に解散したことを受け、中心市街地の活性化を目指し活動する、青森公立大学の学生団体「青森まちなかしかへらぁ~s」が、「雪片付けスコップ」を設置することに。

12月2日の様子です。歩道は融雪装置が稼働していますが、際には、雪が残ってしまうため、バスを乗り降りしづらい状況になっていました。

このような雪を、バスを待つ利用者に協力して片付けてもらおうと、2006年から毎年、大雪の日にスコップを設置しています。

【青森まちなかしかへらぁ~s 中野ありす代表】
「雪がなくて、設置の活動はしやすかったと思うんですけど、本日は大雪の日ということで、このタイミングでスコップを設置したのは、良かったかなと思います」

スコップは、この場所も含め、国道沿いの9カ所のバス停に設置されました。

設置式が終わると…。

【中井友紀アナウンサー】
「どんよりとした雲が広がり、雨がぱらつき始めました、風も強くなってきまして、かなり寒くなってきた印象です」

風にあおられる柳の木に、カメラのレンズに付く雨粒。

日差しもなくなり、11時時点の青森の気温は3℃近く下がり10.9℃に。

昼ごろまでは、雨が降ったりやんだりの繰り返し。時折降り注ぐ日差しを活用し、先週片付けた雪を敷地内に広げ、とかす作業をする人の姿もありました。

ウェザーニューズによりますと、このあと未明にかけて平地でも次第に雪に変わるということです。
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