１１月にバドミントン・中国マスターズの男子シングルスで初優勝を果たした青森市浪岡出身の奈良岡功大選手。地元に戻り、練習を公開しました。
４日夜、古巣の浪岡ジュニアバドミントンクラブの練習が行われている浪岡体育館に姿を表した奈良岡功大選手。奈良岡選手は中国から帰国後、取材などのスケジュールをこなす忙しい日々。４日は、軽いラリーで調整をしました。
３日に帰ってきた地元は見事な雪景色。
【奈良岡功大選手】
「めちゃめちゃ寒いですね。中国が半袖でいけたのでびっくりしましたね。寒くて」
パリ五輪代表内定の鍵となるのが、２０２３年１月から１１月までの成績で順位を決める「ツアーファイナルランキング」。１１月、中国マスターズ男子シングルスで初優勝を決めたことで、上位８人が参加できるワールドツアーファイナルズに１位で出場できることに。この大会に出場すると、ポイント争いで優位に立てる可能性があります。
【奈良岡功大選手】
「まさか１番で出られると思っていなかったので、気持ち的になんていうか、すごい楽というかプレッシャーなくできたかなと思います」
現在２２歳。着実に進化し続ける奈良岡選手のそばにはその活躍を支え続ける父、浩さんの存在が。
【父 奈良岡浩さん】
「５歳からずっと今までなので、年数とかそんなのじゃないですよね」
「昔から約束していたことがあって、『俺はお前の一番の応援者になる』というのは昔から約束しているので、それはこれからも続けてあげたいなと思っています」
【奈良岡功大選手】
「昔言った自分が（浩さんに）約束したことがあるのですけれど、それをかなえられるように頑張りたいなと思います」
（Ｑ．どんな約束？）「それはまだ言えないのですけれど。すいません。プレッシャーになっちゃうので」
奈良岡選手は１０日まで青森に滞在し、その後１３日から中国で開催されるワールドツアーファイナルズに出場します。
２０２４年に迫ったパリ五輪ですが、「パリ五輪レースランキング」は２０２４年４月末まで続きます。日本代表になれる条件は「ランキング１６位以内、かつ日本人２位以内」ですが、現在奈良岡選手はランキング２位になっています。
奈良岡選手は帰省して、お母さんが作った焼きそばやタイしゃぶを食べたりしているということで、実家のパワーを糧に頑張ってほしいです。
バドミントン 奈良岡功大選手（青森市出身）が中国マスターズ初優勝
