弘前市でサッカー教室が開かれ、日本代表として活躍した鈴木隆行さんが、小学生にプレーで大切なポイントを指導しました。
鈴木さんは2002年の日韓ワールドカップでゴールを決めるなど、日本代表のストライカーとして活躍しました。その鈴木さんが小学生に伝えたのは・・・。
【鈴木隆行さん】
「オフ・ザ・ボールの重要性っていうところをやります」
「オフ・ザ・ボール」とは、ボールを持っていない状態のことで、90分の試合で1人の選手がボールに触れている時間は2、3分とも言われています。
【鈴木隆行さん】
「その時にいかに良い準備をして、良いポジションを取って、体の準備をして、声を出すかが重要なのね」
鈴木さんは相手選手から離れたポジションを取ることや、ステップを踏んで、すぐにプレーできる状態をつくっておくこと。さらには常に周りを見て仲間に声を掛けながら先を考えてプレーする大切さを伝えていました。
【鈴木隆行さん】
「(ボールが)来る前の準備が、かなり(ボールを)持ってからの結果につながるってことは、きょうちょっとは分かってもらえたかなと思います」
サッカー教室は、選手の技術向上などを目的に岩木振興公社が主催しました。
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