15日の研修会には、青森県内で陸上競技運営に携わる審判員たちが参加。ゲストに、五戸町出身でブラジルデフリンピック陸上競技・金メダリストの佐々木琢磨選手が招かれ、聞こえないことでスタートダッシュが遅れ、悔しい思いをした実体験を語りました。
また、リレーのバトンタッチは細かい調整が必要だと言います。
【佐々木琢磨選手】
「お互い耳が聞こえない場合、『はい』と言っても分からないので」
「『はい』と言ってもぶつかってしまう、または早すぎて失敗してしまう」
日本デフ陸上競技協会の竹見昌久さんは、12年掛けて開発した色の識別で分かるスタートランプを紹介しました。
このスタートランプは、2025年1月、新県総合運動公園陸上競技場に導入され、2026年のあおもり障スポでも使用されます。