大きく飛ばされた人形に、あぜんとする生徒たち。平川市の碇ケ関中学校で行われた自転車安全教室には、全校生徒22人が参加しました。
警察やJA共済連が共同で開いた教室では、スタントマンたちが、実際に起きた事故をもとに実演をします。
見通しの悪い交差点を想定した実演です。一時停止の「止まれ」の標識を確認せずに飛び出した自転車が車と接触。ほんの小さな違反の積み重ねが、命取りになります。
【自転車で通学する生徒】
「事故の怖さを再確認することができました」
「トラックの内輪差は分からなかったので、今後トラックの近くには行かないようにしようと思いました」
「車が来た時とかに、左右を確認するとかを強化していきたいです」
生徒たちは、他にもスマートフォンを使った「ながら運転」や、2人乗り、雨が降った時の傘さし運転なども違反に当たることを確認していました。
【黒石警察署交通課 櫛引治展指導取締係長】
「ヘルメットをぜひ着用していただいて、自分の身は自分で守る、そういったところをしっかりやっていただければと思います」