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品種によって開花に遅れか 青森県産リンゴの開花量調査

2025.05.07(水) 18:45

ここ3~4年と比べて少し開花が遅れているということです。2025年度のリンゴの開花量調査が7日から始まりました。

開花量調査は、青森県の委託を受けた県りんご協会が7日から3日間かけ、県内およそ50カ所の園地を調査します。

このうち、弘前市下湯口の園地では、「王林」の開花は十分でしたが、「ふじ」がほとんど咲いていない状態でした。

ここ3~4年は4月中に開花していて、比べると6日から7日遅れています。この冬の大雪の影響については、今回、参考情報として見て回るとしていて、長い間、雪に埋もれていた低い枝は、生育の遅れが出る可能性があるとしています。

【青森県りんご協会 中野真太郎技師】
「(開花は)今年が特別遅いというわけではありませんので、しっかりと授粉していただいて、今後の管理をしっかりしていただければ、決してリンゴの果実肥大は平年並みになるはずですので、作業の方を進めていただきたいと思います」

また、2024年にマメコバチが激減した件については。

【青森県りんご協会 中野真太郎技師】
「(マメコバチが)今年急に回復するというのはなかなか難しいので、今年の授粉用花粉が準備できなかった方は、ぜひ今年花を取っていただいて、花粉を採取して来年以降使える自分で使える花粉というのを、今年用意してもらいたいと思います」

調査結果は、県に報告されるということです。
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