空港関係者や警察官などおよそ50人が参加した訓練では、炎上系ユーチューバー2人組が空港内の立ち入りが制限されたエリアに不法侵入した想定で行われました。
ガスマスクを装着し、中身の分からない液体を持った2人は、保安検査などをすり抜け、待合室に侵入します。そこへ、職員からの通報を受け警察官が到着。
【警察】「撮影やめてください」
【2人組】「撮影はしててもいいですよね?」
【警察】「これはなんですか」
【2人組】「ただの水ですよ」
2人組は、警察官によって連行されました。
その後、参加者たちはさすまたを使った不法侵入者の対処法について確認していました。
【青森空港管理事務所 内山竜一所長】
「迷惑系ユーチューバーの方も迫真の演技でしたし、保安要員も非常に適切に対応できていた訓練かと思います」
青森空港では保安の向上と管理体制の強化のため、19年前から毎年、訓練を行っています。